CRDとは、中小企業信用リスク情報データベースのことです。
平成13年3月に中小企業庁が中心となり、
中小企業金融の円滑化を支援することを目的に創設された、
中小企業に関する日本最大のデータベースです。
「一般社団法人CRD協会」により運営され、約180の金融機関等が会員となっており、
約300万の中小企業データが蓄積され、このデータに基づき信用リスク分析が行われます。
CRDでは、財務要因を中心とした情報により中小企業の経営状況を評価しますが、
評価に関する一連の仕組みおよび個別企業の結果は、
データベースの機密情報に該当するため開示されておりません。
「一般社団法人CRD協会」の運営する信用リスク評価モデルは、
次のような理由により料率区分の決定に利用されます。
- ・全国一律の尺度であること
・すべての保証協会が利用していること
- ・信用保証制度の利用者全てをカバーするものであって、その結果として高い精度を得られること
- ・運営主体が中立的な組織であり、公平・公正な指標といえること
という財務の格付けモデルです。
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