フェイスブック『メタ(Meta)』で目指すもの。

経済【裏】解説

米国時間10月28日には、

フェイスブック』が、

社名を『メタ(Meta)』に変更することを発表しました。

『メタバース』の領域にビジネスを集中し成長を追求していくとのことです。

これを機にまだ一般的とはいえない

『メタバース』の概念も広まっていくと思うんです。

なぜ?突然どうしたの??

これに関して、

Facebookは、「Metaは、メタバースを実現することや人々が友達や家族とつながり、コミュニティに参加し、ビジネスを成長させることができるよう、注力していく」と述べています。

メタバースとは、VRや拡張現実(AR)などの技術を組み合わせて仮想空間で遊んだり交流したりでき、異なるデバイスの利用者がアクセスできる共有の仮想環境のことです。
離れた場所にいる人とも仮想環境での交流を楽しみ、現実世界では不可能なことも一緒にできるようになるのですが、
目指すところは、NFTの技術を使いった仮想空間での経済活動です。

NFTとは「非代替性トークン(non-fungible token)」の略で、ブロックチェーン上に構築されるデジタルデータの一種です。

ブロックチェーン技術が活用されているため、ビットコインなどの暗号通貨と同様、その真贋や所有、譲渡に関する記録を改ざんすることが非常に難しいワケです。

これまでデジタルデータは簡単にコピーされたり、取引のログを改ざんされてしまったりする恐れがありましたが、NFTを活用することで、唯一性を担保しながら安全に所有、売買できるのです。

当然ながら、それは仮想空間内のデジタルアイテムについても言うことができ、メタバースとNFTが組み合わされることで、より多様で大規模な経済活動が仮想空間上で行われるようになると期待されているのです。

Facebookは、そこへ打って出たといえます。

 

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