China帝国とは?⑨

intelligence対外情報部

前回もお話ししたように、やがて、中国は、

是々非々の戦略の最終形態として、

アメリカとの関係改善に、

注力していきます。

象徴的なのが、

オバマ大統領と習近平との、

ホワイトハウスでの南シナ海の人工島に

対する、意見表明でした。

習近平は、ココに、軍事的な施設は作らないと

宣言します。

ところが、

結果的には、この約束を反故にして

軍事基地を作っていきます。

China帝国は、過去からいろんな戦略を

とってきたわけですが、

致命的な失敗は、このあたりからです。

そして、

中国にとって、予想外のことが起こります。

そう、

ドナルド・トランプです!

クリントン大統領なら、今までの戦略で、

上手く懐柔出来たかもしれませんが、

(Chinaマネーも、クリントンに流れている

はずですので)

トランプ大統領の当選は、

世界もそうでしたが、予想外でした。

クリントンであれば、オバマ外交の延長線の上

での、対応が可能だったんですが。

トランプは、中国と徹底的に、戦うことを決意

します。

その標的は、中国のサプライチェーン。

中国の富の蓄積は、

サプライチェーン=世界の工場になることにより

成されたものです。

そして、それをバックボーンに、

覇権を握ろうとしたからです。

その、根幹である、サプライチェーンを破壊

すれば、中国から、外国資本は、撤退し、

失業者も大量に出ると思われます。

これが、これから数年で起こることでしょう。

しかし、それに対抗すべく、

習近平は、景気刺激策を取り、

株式市場も、買支えをするでしょう。

それが、わたしにも、投資家にも、

China帝国、正確には、中国共産党支配が、

最終コーナーを回ったサインと

なるはずです。

仮面銀行マンk

黒田哲也




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