です。
あなたの代わりはいくらでもいる
「会社は誰のものだと思いますか?」
こんなアンケート調査を会社の経営者たちにしたとしたら、
どんな回答が返ってくるのか?
予想されるのは、
上場企業なら、
「株主のもの」「従業員のもの」「顧客のもの」など?
なかには、
「社会のもの」などと、
美しいことを言う経営者もいるかもしれない。
だが、そんなのはすべて建前です^^。
まして、 同族会社なら、
「会社はオレ(あるいは我が一族)のものだ」
というのが本音。
特にオーナーや創業経営者ならなおさらです。
あの松下幸之助でもそうだったワケです。笑
ところが、こんな当り前のことに、
気づいていないサラリーマンが多いです。
ちょっと仕事が出来るだけで、
「会社はオレのもの」とまでは思っていないものの、
「自分は会社にとって欠かせない存在だ」とか
「会社とオレは運命共同体だ」
と錯覚している人たち。
忠誠を尽くし、魂を売ったような人たち。
時代が良ければそれで良かったのかもしれない。
会社は、自分家族=ファミリーだと思って…..。
しかし、なんでまたこんな勘違いをしてしまうことになるのか?
彼らはいつも何かの役に立っていないと
落ち着かない人たち。
会社だけに自分の居場所を置くと、
定年後は惨めなことになる。
ちょっと褒められただけで舞い上がってしまい、
また褒められたいと思って仕事に励む。
しかし、その行く末は会社が褒めてくれるなら、
全人生を捧げてもという思考になってします。
これからのサラリーマンは、
「自分のためにがんばるんだ」という
思考や心構えが必要になってくる。
自分に自信を持つのは構わないが、
会社に不可欠な存在なんていないことは、
ちょっと考えればわかることだ。
松下、ホンダ、ソニーといった企業の姿を見ても、
「神様」や「名経営者」と称された創業者が亡くなったからといって
滅びはしない。
あれほどの人材でさえ会社にとって
「不可欠な存在」ではないのだ。
だれがいなくなったってちゃんと代わりはいるのだ。
それが社員ならなおさらのこと。
たとえ幹部社員だろうと、なくてはならぬ人材、
などいないません。
ましてや、
銀行の支店長や企業のポストの換えなど、
いくらでもいるのだ。
表彰されて褒められても、舞い上がって、
勘違いしてはいけない。笑
まずは、
自分は、会社にとって、
「不可欠な存在」ではないと認識せよ!
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