収益の一部を月々受け取れる「毎月分配型」
の投資信託の販売が苦戦しています。
投資信託協会によると、
毎月分配型投信は1~6月に202億円の資金流出となった。とのこと。…
流出はデータのある2010年7~12月以降で初めて。
以前は投信の最大の売れ筋商品だったが、金融庁が資産形成に不向きだとして問題視したことなどから顧客離れが起きています。
1~6月は購入額が前年同期比7%増の5兆3445億円だった一方、売却・償還額が25%増の5兆3647億円となり、
差し引き202億円流出。
15年1~6月には資金流入が3兆円を超えてました。
日経新聞より
本来、投信は運用で得た収益を再投資することで「複利効果」が発生しますが、
毎月分配型は分配金を支払うため複利効果が得にくい上、
一部では投資元本を削って分配金に充てる商品もあり、
金融庁が「顧客本位でない」と批判していたワケです。
黒田も、以前から「毎月分配型」投資信託は、投資対象にあらずと言ってきましたが、
ようやく、気づいてきてくれましたね。
黒哲投資新聞LINE@では、
不定期に、マーケットや経済情勢等の裏ネタも配信しています。
登録は、
黒哲投資新聞LINE@↓
LINE Add Friend
コメント