わかる!決算書講座①

日本一わかり易い財務・ファイナンス講座
財務を理解するには、
 
まず、
 
会計の決まりごとを理解することが大切です。
 
その会計の決まりごとに沿って、決算書が作られます。
 
 
会社がどのような状態になっているのか?
 
それを判断するのに、決算書が役立ちます。
 
 
取引するかどうかの判断、株式投資、就職活動、等々。
 
いろんな場面で使えます。
 
 
資本主義経済に身を置く以上、避けて通れませんね。
 
どういうルールで、数値化するのか?
 
基本的なルールを把握しておかなければいけません。
 
それが、会計原則のルールです。
 
スポーツにもルールがあるのと同じように、
 
世界や日本中で決まったルールの中で行わないと、
 
本当に、会社の内容が良いのか悪いのか判断出来ません。
 
 
 
ゴーイングコンサーン
 
現在は、
会社は、「将来にわたってビジネスを行う」ことを前提としています。
このような考えを「ゴーイングコンサーン」といいます。
しかし、中世の時代は、何かのプロジェクトを行いその為に資金を出しあい、
それが成就したら解散するというのが、会社の基本でした。
1イヤールール
企業の状態を知るには、どこか境界線を設けなければいけません。
会計では1年を区切りとしています。
1イヤールールといいます。
これが、もし3年だったらどうでしょう?
3年決算が出たころは、手遅れの状態になっているかも?です。
早めに改善点を見つければ、早目に企業の業務改善に
取り掛かることができます。
発生主義
会計での現金は、現実世界とは少し違います。
通常であれば、現金を受け取った瞬間にお金が動くと感じるはずです。
しかし、会計では違います。
たとえお金が動かなかったとしても、商品を動かしただけで
「売上」と考えて会計処理を行います。

 

コンビニなどの現金商売とは異なり、大多数のビジネスは商品だけを先に発送します。
このとき、代金の支払いは後になります。
月末などでまとめて代金を請求するのが普通です。
ツケにしておくということ=掛け売りです。
このことを、売掛金といいます。
同時に、仕入れ側は支払いの義務を負うことになります。
実際に現金は動いていなかったとしても、
 
その時点で将来に受け取る(支払う)べきお金が発生するため、
 
会計ではこれを記録します。
実際にその取引が発生した時点で売上が生じることを発生主義といいます。
取得原価主義
その資産を取得するために、
実際に支払った金額を基準に行う考え方を言います。
メリットとしては、原価主義は、後で、検証がしやすいということです。
どういうことかというと、
資産を購入して、支出した金額は、普通は領収書があるので、
領収書を保存しておけば、後に検証が可能となるからです。
取得原価主義のデメリットは、期末の時価と取得原価が、一致しないことです。
期末に資産を取得原価で評価すると、本当の資産価値を示せなくなります。
時価主義
そこで、取得原価主義の反省として、資産を時価で評価するという基準があります。
特に、株式などの資産は当然、取得原価と時価は一致しないからです。
当初買った時より、値上がりしているのか?
値下がりしているのか?
時価で評価してこそ本当の姿がわかりますね。

 

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