トランプ2.0「沼の水を抜く」

経済【裏】解説

トランプ米政権が反DEI(多様性、公平性、包摂性)を旗頭に、
官僚機構に大なたを振るい始めました。
22日に連邦政府内のDEIを促進する部署を事実上閉鎖。
政権の方針と相いれない幹部職員の解雇も相次ぐ。(日経より)

オバマ政権時代に大量の民主党系の職員が採用され、第一トランプ政権下では、政権運営が上手く機能しませんでした。

今回は、そうした官僚機構を総替えするつもりでしょう。

特に、DEIとSDGsは密接に関連しています。

主な項目としては、

目標5: ジェンダー平等を実現しよう!
DEIの取り組みは、性別に関わらず誰もが活躍できる機会を保証し、ジェンダーバイアスのない組織の平等実現を目指します。

目標8: 働きがいも経済成長も
DEIは「働きがいのある人間らしい仕事」の実現に寄与し、多様な人材の能力を最大限に引き出すことでイノベーションの創出や生産性の向上につなげる目標です。

目標10: 人や国の不平等をなくそう
DEIは年齢、障がい、人種、民族、宗教など、様々な不平等や差別による格差の解消を目指す。

日本では、今だに、SDGsをバイブルのように掲げている企業が多いですが、欧米では、反グローバリズムの基調から反DEIの流れは、ここ2.3年の潮流です。
特に、欧州でも、保守派の政権が誕生しつつあるので、移民問題も相まって、SDGsは、過去のモノになりつつあります。
日本は、一周遅れで旗を掲げていますが^_^

「日本の官僚機構の沼の水」も抜かないといけない時が来ています。

トランプ政権、反DEIで官僚機構に大なた 企業に波及も - 日本経済新聞
【ワシントン=高見浩輔、赤木俊介】トランプ米政権が反DEI(多様性、公平性、包摂性)を旗頭に、官僚機構に大なたを振るい始めた。22日に連邦政府内のDEIを促進する部署を事実上閉鎖した。政権の方針と相いれない幹部職員の解雇も相次ぐ。新政権が反DEIの意思を鮮明にしたことで、民間企業でも多様性の看板を下ろす動きが一段と広が...

コメント

タイトルとURLをコピーしました