1972年からのアメリカの対中政策は、
中国をあらゆる方面で、
援助し、ソ連に対抗させようとしました。
ところがです、
中国が豊かになりはじめ、
国防費の対GDP比率は、一定であっても、
GDPが爆発的に伸びたため、
結果として、国防費は、莫大になってきました。
WTOやIMFにも、中国は、加盟したために、
中国の脅威は、見過ごされてきたのです。 WTOやIMFの条件であった、 貿易の自由化や為替の自由化や資本の自由化 という約束に、時間的猶予を与えて。
そして、
2009年まで、この中国の政策は、
確実に成功したのです。