今回の仮面銀行マンkのお話は、
タックスヘイブンの実態③
アップルも^^。
今年になってアップル社も、アメリカ議会で問題になっています。
アップル社はタックスヘイブンを利用した「税逃れ」のモデルとして
上院小委員会が今年5月にヒアリングをしています。
その中で、アメリカの法人税率は35%であるのに、
アップル社は、実質2%以下の税率だったことなど、
驚くべき事実が明らかになりました。
アップル社の本社はカリフォルニア州にありますが、
アイルランドに3つの子会社を持っています。
アメリカとアイルランドでは課税に対する考え方が異なっており、
アメリカでは会社の設立地がどこにあるかによって課税しますが、
アイルランドでは会社を運営している拠点がどこにあるかによって課税しています。
この課税原則の違いを巧妙に利用して、
アイルランドからもアメリカからも課税されないという
「税逃れ」を行っていました^_^。
また、利益の6割を占める海外での販売による利益はすべてアイルランド子会社に集中し、
その利益はロイヤリティ支払いによってオランダを通り抜け、
タックスヘイブンであるバミューダに流していました。
この「税の横流し」の構造を「ダッチサンドウィッチ」というのですが、
オランダは単に経由するだけという意味です。
こうしてスターバックスやアップルなど有名な企業の
「節税?」のあまりにもひどい実態が明らかになり、
タックスヘイブンがクローズアップされるようになってきたワケです^_^
流石ですね^_^
でも、わが日本の大手企業も、
それに劣らずですからね^_^
日本の大手企業はアメリカに次ぐ55兆円をケイマン諸島へ投資しています^_^
仮面銀行マンk
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