こんにちは^^。
kです。
島田紳助。
好き嫌いがはっきりわかれますよね?
でも、kは、好き嫌いは別にして、
彼からたくさん学ぶことがあると思います^^。
ただの漫才師ではありません。
同期には華のある天才・明石家さんま、
正統派漫才の第一人者・オール阪神・巨人。
僕の人生、「あいつには敵わない」の連続。
そこから、どうやって、
成功していったか?
戦略とストーリィーがここにあります。
第四回は、
「XとYの分析」です。
島田紳助は、
はやっている漫才を徹底的にリサーチし、
それをテープに取り、
何度も聞きなおして、ノートに書き写した。
というお話は、前々回しました。
すると、今の笑いの流行や、リズムや、
テンポ、客層、間(ま)がよくわかったという。
一見すると不良っぽくて、
生意気そうに見える紳助氏が裏で、
そんな緻密な調査や勉強を重ねていることを
知っている人は少なかったと思います。
調査や研究もなしに、
自分の才能だけに頼って漫才をやると、
時たま偶然に、
そのときの流行とぴたっと合ってしまい爆発的に売れる時がある。
だが、そんな偶々(たまたま)の幸運は何回も繰り返すことはない。
紳助さんは、
「自分たちは漫才は下手だった。
同じ土俵で戦ったら負けるのはわかっていた」
と言ってます。
だからこそ、研究をして、
戦える分野、戦える客層で勝負したワケです。
芸能界で成功したい人は、掃いて捨てるほどいる。
だが、ほとんどの人が失敗する世界。
浮き沈みの激しい芸能界にあって、
本気で生き残ろうと思ったら人の何倍もの努力が必要。
才能がほぼ全てを決する芸能界で、
あまり才能がない者が頭角を表すには、
努力の仕方を知らなければいけないという。
ガムシャラに、寝ないで努力しても、努力の仕方や、
その方向性が間違っていたら、
永久に成功への道は閉ざされる。
時代がどういう笑いを求めているのか?
そして、自分たちの笑いのカタチは何なのかを徹底して研究した。
紳助竜介の求めた笑いのテーマは、
ツッパリで落ちこぼれの不良の日常を描く等身大の笑いであった。
そのモデルになったのは意外にもB&B。
島田洋七から「パクリや」と指摘されたが、
紳助は「ネタはパクってません、システムをパクりました」と言い訳してます。笑い
紳助は稽古の量が実力アップにつながると
錯覚している若手に苦言を呈する。
「筋トレをいくらやってもホームランは打てへん」と。
紳助竜介の課題はネタではなく「音」。
音を合わせるために何度も何度も「てにをは」を変えた。
若手に「むやみに練習するな、頭を使え」と強調する。
Xは、今自分が持っている才能や資質。
Yは、世の中の流れ。
XとYが交わるところが、
売れる場所だ……..。
たまたま当たっただけの成功。
成功の原因がわからない芸人。
たくさんいてます。
でも、
XとYを分析することによって、
それが、当然になるのです。
生き残るヤツってそいうヤツです。
仮面銀行マンk
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