わかる!決算書講座⑥貸借対照表その3流動負債・固定負債

日本一わかり易い財務・ファイナンス講座
では、今回から、
 

貸借対照表の右側の負債についてのお話しです。

 
 

負債

 
負債というのは、将来返さなければいけないお金のことです。
 
負債にも、資産と同じで、流動負債と固定負債の2種類があります。
 
両者を分ける基準は、資産と同じで「1年以内に」というキーワード。
 
1年以内に返済すべきものを流動負債といいます。
一方、1年を超えて返済する負債を固定負債といいます。
記載される順番も、資産と同じです。
流動負債が貸借対照表の上の欄に、固定負債が下の欄に書かれます。
上から下にいくほど、返済する順番が後になるということです。

流動負債

流動負債は主に、
「仕入した際に返さなければならないお金」と「短期借入金」に分けることができます。

 

仕入債務

商売をする際、必ず仕入れが必要です。
商品だったり、材料だったり。
これらを購入するとき、多くは、1ヶ月後とか2ヶ月後とかに支払います。
つまり、ツケで購入をすること。
このようなツケでの買いには、買掛金や支払手形があり、
 
それらを仕入債務と呼ばれます。
つまり、
後でお金を払わなければいけないものの、
お金がなくても商品の仕入れができるため、
とても便利な方法です。
これら仕入債務は比較的早くお金を支払う必要があるため、
負債の中でも一番上の欄に記載されます。

 

短期借入金

 
銀行や個人から借りたお金のうち、
1年以内に返済しなければいけないお金を短期借入金といいます。

固定負債

 
固定負債は1年を超えて返済すれば良い負債です。
固定負債には、主に「社債」と「長期借入金」があります。

 

社債
 
社債とは、会社が、一般の方からお金を集めるために発行する債券です。
会社は社債を発行して、これを投資家たちに購入してもらいます。
数年後にお金を返すという約束で。
 
長期借入金
 
短期借入金は、1年以内の返済が必要ですが、
長期借入金は、1年を超えて銀行に返済をすれば良い借入金です。
貸借対照表の例
貸借対照表
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